急に暑くなった。
関東内陸部では37℃とか、言ってるらしいけど、正直、新聞もTVもない我が家ではあまり興味も無いし、知らない。
そういう話をすると、うちの親なんかは、新聞くらい読め、ニュースくらい見ろ、と言う。
意見が平行線をたどることはわかってるので、適当に流すけど、それに何の意味があるのだろうか?と思う。
数値化するということは、ものごとを理解しやすくするため、あるいは、それをもとに未来や過去を予測、推測するために行うものだと思ってる。
だから、統計的、科学的に定性的な評価ではなく、定量的な評価するというのは理解できる。
が、今日の最高気温が何度だったか一般人が知ることにどんな意味がある?
「今日37℃でした」と言われて、大多数の人は「やっぱ、暑かったもんね」と納得する、あるいは、数値を見て暑さが増幅される。
そんなくらいだったら、見ない方がよっぽど良い。
だいたいさ、暑いか寒いかなんてその人の主観であって、同じ気温であっても体感は違う。
同時に、暑さ、寒さに対する耐性も人それぞれ。
気温の絶対値じゃなくて、気温(湿度なんかの情報も含む)と個々の環境に対する耐性およびその日の体調などの相関関係を以てして、一番良い対応が決まるはずだ。
物事を数値化することで、理解しやすくなると同時にヒトの感覚は衰えていくと僕は思う。
数値化、記号化、シミュレーションってのは人間にとって現象を理解、予測するのにとても便利なツールだけど、それらは目的地に向かって最短距離を目指すようなものだと思う。
でも、実際はそんな単純じゃなくて、予測不能なことがいっぱい起こる。
だから、そういったツールに頼りすぎると、アクシデントに出くわした時、次善の策を選択するのがとても下手になる。
酷いと選択できなくなってしまう。
だから、僕は気象庁が発表する気温や湿度、降水確率とか最近いろいろ増えたなんとか指数みたいなものは興味ないし、見ない。
これまで、トライアスロンやウルトラマラソンのレース中に脱水症状、熱中症に自分がどのレベルで陥るのか、どの程度の塩分を摂取したらもう一度走り始められるか、いっぱい体感してあるから、自分の感性を信じるし、これからもその経験値を積み上げていくつもりだ。
これ、ラグビーの平尾氏の本にも書いてあってすごく同感なんだけど、そういう経験、感覚の積上げが、何事においても、クリティカルモーメントを見極めるのにすっごく重要なんだと思ってる。
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