フィリップ・リオレ監督のイギリス、フランスの難民問題に対するメッセージが込められた作品。
事実、監督の発言から市長や移民担当大臣をも巻き込む論争を引き起こし、いまだ物議を醸しているらしい。
最後にドーンと出る「WELCOME」という原題や途中隣家のマットレスに書かれた「WELCOME」という文字は強烈な皮肉だ。
しかし、未だにトラックの二酸化炭素チェックなんかしてるとは驚きだった。
これが実情なんだね。
日本にも蕨にクルド人が多数移住している地区があるらしい。
実のところ僕はあまり難民に対して好意的ではない。
民族に対する圧政や騒乱から難民となった人々に同情はするが、かと言って自分のものを分けて差し出そうとは思わない。
酷い言いぐさに聞こえるだろうが、人の同情を、好意を、自分の境遇から当然のものとして受け入れかつ利用している狡猾さを感じるから。
もともとはやむを得ずやったことだろうが、それが慢性化していく。
難民受け入れは受け入れる側の善意に基づいてなされるものである。
受け入れられないからといって、それを非難するのはお門違いで、その土地で定められている法に従って処置されるべきものだと思うのだ。
これは難民に限らず、日本人でも多くいる他に依存する人々に対して自分が根底に抱いている気持ちだったりする。
とまあ難民問題についてばかり書いたけど、それを包むようにいくつものテーマが作品としては描かれている。
妻と別居、離婚調停中の中年の傷心や諦観をどんな困難があっても盲目に突き進む17歳の少年が影響を与えていく。
「自分は目の前の君でさえ手放すというのに。。。」
なんて離婚成立後に言われても困るでしょうけど。
シモンを演じたヴァンサン・ランドンの人を寄せ付けない厳しい表情が徐々に感情を取り戻していく様子はさりげないけどうまいですな。
そもそも、ドーバー海峡横断に関連した映画なので興味を持ったわけですが、その点についてはちょっとね。
あのフォームの泳ぎではタンカーが大量に行き交うラフウォーターは厳しいし、夏の海でさえあんなに失敗が出るのに、例えウェット着ても冬の海なんてありえない。
台詞で出てくる「10時間」も成功者の平均時間より早いはず。
それでも、スクリーンに広がるドーバー海峡。
あんなとこ泳げんのか、、、と観てるときは怯んだけど、観終わってからは「よし、あれを制覇する」とスイッチが入った感じがした。
そう、既に近しい人にはポロポロと漏らしてはいるのですが、遂に決意表明します。
2012年(再来年ですが)7月末、ドーバー海峡横断泳に単独で挑戦します。
まだ契約は終えていませんが、ベテランのAndy KingさんのエスコートボートのbookingのOKが出ました。
成功すれば日本人で15人目(多分)。
往復できれば日本人初。
男を見せようと思います。
蕨にクルド人エリア!?
返信削除かつて蕨市民(所沢市民のあと結婚まで)でしたが、そんなこと初耳です。
外国人自体見たことなかったけど…
なんか、らしいよ~
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