お盆の計画がリセットになり、14日1000円の日なので映画館へ。
一本目はとっても今更だけど「ブラックスワン」
いや、これ観るなら音響の素晴らしい所で観ねばなので映画館で観れて良かった。
良い映画だとは思うんですよ。
が、何かひっかかると言うか。。。
以下ネタバレありです。
レスラーと同様「自分を追い詰めた挙句に散ってゆく」人物を描くが、今回は若者が散っていく。
アカデミーを取ったナタリー・ポートマンは確かに熱演であり、彼女を評価するにもやぶさかではないのだが、リリーが代役に指名されてから最後の「白鳥の湖」一連のステージでのエピソードはやはり置いて行かれた感が否めない。
一連の事件の「帰結」について本作はあまり納得の行く形にしてくれてはいない。
オカルト風味を押し出すのは結構だけど、それならもっと違う描き方で良かったのでは?
ステージから飛ぶシーンでもっと崩れるように落ちるとか、
ラストシーンで二ナの腹部に出てくる血痕に周りの人間は全く気づかないという演出にするとか、
その「幻想」の「正体」を提示する形にしても良かったのではないかと思う。
そういったわけで、正直あまりしっくり来てはいない。
面白い作品であることは間違いないが、絶賛するほどでもないと思う。
続いてみたのが「未来を生きる君たちへ」
オスカー、GGダブル受賞の名作。
しかし、この作品で問題提議されてることをまさにやってるアメリカでこういう評価がつくってのは何か現実との矛盾を感じます。
この監督の作品に共通して言えるのが、答えを提示しない、ということ。
かなり現実に即した解の無いことをテーマにしていることもあろうけど。
でも、作中にいくつかの現実を提示する。
クリスチャンによるいじめに対する応戦によるその後のいじめの回避。
アントンの道端でのいざこざに端を発する無抵抗な姿勢。
そしてそれが後に大事件を引き起こしてしまう。
アフリカの難民キャンプでの極悪人に対して治療を施しながらもリンチに対して見殺しにする。
考えさせられる。
夏休みの親子で見られるこの時期、公開のタイミングが絶妙ですな。
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