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2012年11月11日日曜日

鳩山由紀夫の知性について

国内ではメディアなども宇宙人と評することの多い、鳩山元首相。
でも、ざっと見渡して近年の首相経験者の中では最も知性の高い首相だったと思う。

第一級の知識人であったと言える。
巷にあふれている留学経験ありという目的だけの留学なんかじゃ無くて、スタンフォード大学で博士号を取ってる。
彼の専門は数理経営工学で、これ、軍事、経営に応用可能な決断の研究をしていたわけだ。
具体的には、元来第二次世界大戦中期から末期に英国を中心に発展した、軍事作戦を最適化するための数理であるオペレーションズリサーチが彼の研究の原点である。
巷では鳩山氏を評して、決断力に欠けるという批判をするむきが多いが、それこそ何もわかっちゃいないな、って思う。
従来の政治家の決断と鳩山氏の決断は発想が根本的に違うから。
従来の政治家はいわゆる「足して2で割る」という落としどころをみつけるという多くの人が自らの会社生活でも使っているであろう決断をしてる。
これに対して、鳩山氏はその専門から物事を関数体と捉えて決断をしようとしていたと思う。
従来型の点での決断に対する線を描いた上での決断とでも言うのでしょうか?

致命傷になった辺野古の問題はその解が結局のところ、「足して2で割る」と同じような落としどころになってしまって瓦解したけれど、あれを批判する世論というのは、決断の知性を何もわかっちゃいないな、と思う。
残念ながら、その経営工学的理論に関する優秀さから過去の歴史を踏まえた経緯を軽視したことから瓦解への道を歩んだのだと思うけど、そんな普通の官僚レベルでもできるような考察を補填してサポートできる人材がいなかったというのもこの国のちょっと悲しい現実である気がする。。。

とまあ、偉そうに書いておいてなんですが、全部受け売りなんだけどね。
でも、鳩山政権当時さとなおさんとかから漏れてくる勉強会の情報なんかから鑑みと、その評価が正しいと思うわけです。


現代ほど世の中が複雑化して、国の運営にも数理最適化理論が必要な時はないというのに、それを全く解しない人たちが寄り集まって、その道のプロを引き摺り下ろし、迷走の道に入っていっているのを見るにつけ、ホントにこの国は大丈夫なんだろうかと思わざるを得ないのであった。。。

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