4月のオススメは読んだ8冊の中から3冊。
「アメリカに潰された政治家たち」孫崎享
戦後の日本の政治をアメリカの「虎の尾」を軸に書いてる。
一面的な見方のように見えるけど、実際の政治もつまるところはそんなもんかもしれない、とも個人的には思ったりして、それなりに説得力があると思う。
中国や韓国への反発ばかり取り上げられる昨今、アメリカ嫌いの自分にはストンと落ちる一冊だった。
「プロムナード」道尾秀介
改めて、この人の感覚、自分に近くて好きだな、と思った一冊。
クスッと笑ってしまうけど、自分もそうだよな、と思ったり。
一通り著書を読んだ道尾ファンには、
「ああ、これがあの話につながったのか」
と物語が生まれる背景なんかも垣間見えて楽しめます。
「日本人の冒険と「創造的登山」 本多勝一ベストセレクション」本多勝一
本多勝一の山と冒険に関する著作をまとめたもの。
最近、安易に山へ足を踏み入れる人が増えているけど、入る前に一読をお勧めする本。
山は怖いをただ、感覚的に持っているだけではなくて、過去事例から理解して注意点をしっかり頭に入れておくべきだと思う。
しかし、最も注目すべきは本多勝一の著者近影写真。
いつの写真だ!!??
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2013年5月6日月曜日
2013年4月21日日曜日
3月の本
3月はあまり本が読めなかったけど、良質な本を2冊ピックアップ。
・「起こらなかった世界についての物語 -アンビルト・ドローイング」
この本は度々眺めるために手元に置いておきたいというタイプの本。
こういうの読むと、家に画を飾りたくなる。
・「決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば ものづくりのイノベーション「枯れた技術の水平思考」とは何か?」
古今燕の机で興味を持った横井軍平氏。
ゲームの父の言葉はなかなかに興味深い。
・「起こらなかった世界についての物語 -アンビルト・ドローイング」
この本は度々眺めるために手元に置いておきたいというタイプの本。
こういうの読むと、家に画を飾りたくなる。
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古今燕の机で興味を持った横井軍平氏。
ゲームの父の言葉はなかなかに興味深い。
2013年3月9日土曜日
2月の本
今年の目標は、人に勧められる本を月に1冊は読むこと。
2月に読んだ本。。。
ちょっと粒が小さいのだが、2冊。
「光媒の花」
「北朝鮮特殊部隊 白頭山3号作戦」
かなり毛色の違う2冊。
道尾作品は、個人的には長編こそ真価が発揮されると思うのだが、独特の薄暗さ、そしてそれが徐々に希望あるものになっていく感じが悪くなかった。しんみり、それでも温かい。
もう一冊の北朝鮮の話。
すでに5年前の本だけど、まさに核実験の話がタイムリーで切迫感がある。
一部、著者のフィルターを通していることを考慮しないといけない記述もあるけど、国内のインテリジェンスの要人達も評価しているくらいなので、リアルな北朝鮮がわかる。
2月は良いお店も2軒。
「日南」五反田の肉居酒屋の有名店。予約必須。限定の串と牛軟骨カレーはおさえておきたい。
「さすけ食堂」ようやく行けた金谷の行列店。噂通りの肉厚鯵刺身に鯵フライ。
2月に読んだ本。。。
ちょっと粒が小さいのだが、2冊。
「光媒の花」
「北朝鮮特殊部隊 白頭山3号作戦」
かなり毛色の違う2冊。
道尾作品は、個人的には長編こそ真価が発揮されると思うのだが、独特の薄暗さ、そしてそれが徐々に希望あるものになっていく感じが悪くなかった。しんみり、それでも温かい。
もう一冊の北朝鮮の話。
すでに5年前の本だけど、まさに核実験の話がタイムリーで切迫感がある。
一部、著者のフィルターを通していることを考慮しないといけない記述もあるけど、国内のインテリジェンスの要人達も評価しているくらいなので、リアルな北朝鮮がわかる。
2月は良いお店も2軒。
「日南」五反田の肉居酒屋の有名店。予約必須。限定の串と牛軟骨カレーはおさえておきたい。
「さすけ食堂」ようやく行けた金谷の行列店。噂通りの肉厚鯵刺身に鯵フライ。
2013年2月10日日曜日
今年の目標
旧正月ということもあり、2013年も2月中盤にさしかかってますが、元旦に決めた目標の一つ、「人に紹介できる本を月に一冊は読む」の報告。
ま、本だけだと寂しいので、その他1月に接したもの達で人に紹介できそうなものをざっと。
「飼い喰い - 三匹の豚と私」 内澤旬子
内澤さんの半年かけて豚を飼い、屠り、その肉を喰らうという話。
まあ、万人受けはしないと思うけど、僕は読んでて、軒先養豚したい気持ちがドンドン膨らみました。
続いて、1月の良かったお店。
「千鳥」@西荻窪
圭多のカタリナの意思確認をしに行った、コの字カウンターの渋いお店。
閉店時間にさっさか追い出されるけど、うん、美味しかった。
ま、本だけだと寂しいので、その他1月に接したもの達で人に紹介できそうなものをざっと。
「飼い喰い - 三匹の豚と私」 内澤旬子
内澤さんの半年かけて豚を飼い、屠り、その肉を喰らうという話。
まあ、万人受けはしないと思うけど、僕は読んでて、軒先養豚したい気持ちがドンドン膨らみました。
続いて、1月の良かったお店。
「千鳥」@西荻窪
圭多のカタリナの意思確認をしに行った、コの字カウンターの渋いお店。
閉店時間にさっさか追い出されるけど、うん、美味しかった。
2012年11月4日日曜日
今読んでる本
今、「イノベーションのジレンマ」を読んでいる。
僕が入社当初爆発的に売れて絶賛されていた経営書。
以前会社のそこそこ見所ある(上から目線w)偉い人が薦めていて、積ん読してた。
いや、ちょろっと読んで、つまんね、とほっぽってた。
改めて読む。
2001年に出て、国際的企業の多くの経営者が絶賛してきただけあり、的を得てる。
そして、いまだにそのジレンマに嵌り、大企業と呼ばれる業界のイニシアチブをとっていた企業が没落している。
というよりイノベーションのジレンマを克服できてる会社って存在するのか?
ま、そんなことにたいして興味はないのだが、なぜ改めて今読んでいるのか。
それは、
果たして、今自分の居る会社はどうなの?
他の会社は?
そして、どのタイミングで泥舟から脱出したら良いの?
という観点。
電機大手8社で赤字計1兆円で異常事態だと思うよ。
だって、ちょっと前にニシも書いてたけど、国家予算の1%以上だよ、この額。
6年前まだまだガキンチョだったから、ただ自分の思うタイミングで、勢いで、動こうとして人に説明できずに失敗した。
僕はあの時も今も自分の勘を信じているし、踏み出せなかったことを失敗したと後悔している。
でも、自分がやりたいことをやって、それが失敗だった時に、責任が及ぶ立場の人を説得する術をもっていなかった自分が悪い、ってのも理屈ではわかってる。
でも、未来のことに絶対は無いし、理詰めで説明できることは無い。
だけど、嘘をついてもっともらしくごまかすのは嫌だ。
それも今も変わらない。
どうしたら良いんかな、と5年間何もせずにいたけど、そろそろ始めよかな、と思っとるよ。
自分の中の次のステップへの準備。
一番時間がかかりそうな理論武装のところから。
僕が入社当初爆発的に売れて絶賛されていた経営書。
以前会社のそこそこ見所ある(上から目線w)偉い人が薦めていて、積ん読してた。
いや、ちょろっと読んで、つまんね、とほっぽってた。
改めて読む。
2001年に出て、国際的企業の多くの経営者が絶賛してきただけあり、的を得てる。
そして、いまだにそのジレンマに嵌り、大企業と呼ばれる業界のイニシアチブをとっていた企業が没落している。
というよりイノベーションのジレンマを克服できてる会社って存在するのか?
ま、そんなことにたいして興味はないのだが、なぜ改めて今読んでいるのか。
それは、
果たして、今自分の居る会社はどうなの?
他の会社は?
そして、どのタイミングで泥舟から脱出したら良いの?
という観点。
電機大手8社で赤字計1兆円で異常事態だと思うよ。
だって、ちょっと前にニシも書いてたけど、国家予算の1%以上だよ、この額。
6年前まだまだガキンチョだったから、ただ自分の思うタイミングで、勢いで、動こうとして人に説明できずに失敗した。
僕はあの時も今も自分の勘を信じているし、踏み出せなかったことを失敗したと後悔している。
でも、自分がやりたいことをやって、それが失敗だった時に、責任が及ぶ立場の人を説得する術をもっていなかった自分が悪い、ってのも理屈ではわかってる。
でも、未来のことに絶対は無いし、理詰めで説明できることは無い。
だけど、嘘をついてもっともらしくごまかすのは嫌だ。
それも今も変わらない。
どうしたら良いんかな、と5年間何もせずにいたけど、そろそろ始めよかな、と思っとるよ。
自分の中の次のステップへの準備。
一番時間がかかりそうな理論武装のところから。
2012年5月1日火曜日
一箱出店
随分前から客として廻っていて、一回出店したいなと思ってた一箱古本市。
ようやく、出店してきた。
古書ほうろうの前にて。
いやあ、売れないもんですな。
一番売った人は3万とか売れたようですが、うちは3千円くらい。
まあ、3万円のところは似顔絵書いたりとかそういう売り上げが大きかったようですが。。
だけど、意外な本が売れて、これは売れるだろなと思ってたのが売れ残る。
趣味はひとそれぞれというのを痛感しますな。
それから、持って行った本たちはもういらんな、と思ったのを持って行ってるから思い入れが無くて、お客さんに語れない、いまいち推せないところがつらいところ。
大量に売れ残った本たちは持ち帰るのもつらいので、すぐ近くのブックオフへ。
30冊で800円。
なんちゅう値付け。。。。
さらに意気消沈したというわけです。
終了後の打ち上げイベント。
北尾トロさんとかも出店してたようで、ワイワイやっとりましたが、表彰の対象にはなるわけも無く、会場後ろの方から眺めておりました。
やっぱ、店主も一回やるのは良いけど、客で回る方が僕は楽しいな。
ようやく、出店してきた。
古書ほうろうの前にて。
いやあ、売れないもんですな。
一番売った人は3万とか売れたようですが、うちは3千円くらい。
まあ、3万円のところは似顔絵書いたりとかそういう売り上げが大きかったようですが。。
だけど、意外な本が売れて、これは売れるだろなと思ってたのが売れ残る。
趣味はひとそれぞれというのを痛感しますな。
それから、持って行った本たちはもういらんな、と思ったのを持って行ってるから思い入れが無くて、お客さんに語れない、いまいち推せないところがつらいところ。
大量に売れ残った本たちは持ち帰るのもつらいので、すぐ近くのブックオフへ。
30冊で800円。
なんちゅう値付け。。。。
さらに意気消沈したというわけです。
終了後の打ち上げイベント。
北尾トロさんとかも出店してたようで、ワイワイやっとりましたが、表彰の対象にはなるわけも無く、会場後ろの方から眺めておりました。
やっぱ、店主も一回やるのは良いけど、客で回る方が僕は楽しいな。
2012年4月11日水曜日
久々に読んだ本について
ホラーサスペンス大賞を2004年に受賞している「九月が永遠に続けば 」読了。
書店の店頭ポップで50万部も売れているとか、帯のミステリーで1位とか、に騙された感じ。
失敗した。
こういう本も自分が好きになれないからと言って、面白くないものと決めつけず、一箱古本市に持って行きます。
内容は酷評しましたが、読みやすい文章ではあると思います、この人。
気に入る方の手元に行ってくれればと思います。
久々に読書の話を書いたけど、この本、読んでて滅入る感じの本だった。
何て言うんでしょう、この閉塞感に包まれてるものを自分だけ浮いて眺めてる感じ。
別に暗くなる本は今までにもいっぱい読んでるんだけど、どの登場人物をとっても感情移入をさせない、ひきこまれないんだよな。
ま、文句は良いとして。
同じ暗いテーマでも、トーマスマンの「魔の山」とかドストエフスキーの「罪と罰」、帚木蓬生の「閉鎖病棟」なんかはそこから学ぶものがあるだけでなく、読んでいて共鳴し、自分の中に滲むように広がるその作品の世界観が好きだ。
勘違いする人が多いけど、それらの本を読んでも、そこに生きるための明確な答えはあるわけではない。
最大の人生モデルという気はするけど、“正解”を教えてくれてるわけじゃない。
な~んて言うと、今の世の中のロスなく生きようと考える多くの人たちは、読む気を無くすんだろうが、こうした本を読んでいる人と、読んでいない人の差は大きい、と僕は思う。
結論に向かって、ショートカットすることばかりが巧みになると、大きな壁にぶつかった時にもろい。
寄り道にこそお宝が眠っていたり(ご褒美があったり)する。
だから、速読法を練習したり、読書の冊数を誇ったりする人とは、考え方が相容れない自分は友達になれないだろうなって思う。
読書の目的を「知識を仕入れること」ってそういう人たちは思ってるんじゃないかと思うけど、僕は自分の体験や経験と照らし合わせ、思索することで、一歩先を読む力を養うのだと思ってる。
自分の頭で考えながら本を読み、次は実地でやってみる。
そして納得いくまで読み返す。。。。
話がどんどん逸れていったけど、「この本また読み返すかな」とか思いながら、今、一箱古本市出店にあたってどの本を持って行こうかなと選んでいるわけで。
是非、僕はもう読まない、厳選した(?)本を並べますので4/28(土)は不忍ブックストリートで開催される一箱古本市にて「古書ほうろう」にお越しくださいませ。
「活動家養成箱」という屋号で一箱出店しております。
書店の店頭ポップで50万部も売れているとか、帯のミステリーで1位とか、に騙された感じ。
失敗した。
こういう本も自分が好きになれないからと言って、面白くないものと決めつけず、一箱古本市に持って行きます。
内容は酷評しましたが、読みやすい文章ではあると思います、この人。
気に入る方の手元に行ってくれればと思います。
久々に読書の話を書いたけど、この本、読んでて滅入る感じの本だった。
何て言うんでしょう、この閉塞感に包まれてるものを自分だけ浮いて眺めてる感じ。
別に暗くなる本は今までにもいっぱい読んでるんだけど、どの登場人物をとっても感情移入をさせない、ひきこまれないんだよな。
ま、文句は良いとして。
同じ暗いテーマでも、トーマスマンの「魔の山」とかドストエフスキーの「罪と罰」、帚木蓬生の「閉鎖病棟」なんかはそこから学ぶものがあるだけでなく、読んでいて共鳴し、自分の中に滲むように広がるその作品の世界観が好きだ。
勘違いする人が多いけど、それらの本を読んでも、そこに生きるための明確な答えはあるわけではない。
最大の人生モデルという気はするけど、“正解”を教えてくれてるわけじゃない。
な~んて言うと、今の世の中のロスなく生きようと考える多くの人たちは、読む気を無くすんだろうが、こうした本を読んでいる人と、読んでいない人の差は大きい、と僕は思う。
結論に向かって、ショートカットすることばかりが巧みになると、大きな壁にぶつかった時にもろい。
寄り道にこそお宝が眠っていたり(ご褒美があったり)する。
だから、速読法を練習したり、読書の冊数を誇ったりする人とは、考え方が相容れない自分は友達になれないだろうなって思う。
読書の目的を「知識を仕入れること」ってそういう人たちは思ってるんじゃないかと思うけど、僕は自分の体験や経験と照らし合わせ、思索することで、一歩先を読む力を養うのだと思ってる。
自分の頭で考えながら本を読み、次は実地でやってみる。
そして納得いくまで読み返す。。。。
話がどんどん逸れていったけど、「この本また読み返すかな」とか思いながら、今、一箱古本市出店にあたってどの本を持って行こうかなと選んでいるわけで。
是非、僕はもう読まない、厳選した(?)本を並べますので4/28(土)は不忍ブックストリートで開催される一箱古本市にて「古書ほうろう」にお越しくださいませ。
「活動家養成箱」という屋号で一箱出店しております。
2012年3月2日金曜日
養豚ルポイベント
「世界屠畜紀行」の内澤旬子さんの新刊「飼い食い 三匹の豚とわたし」の出版お祝いイベントに行ってきた。
水道橋の狭いスタジオイワトで入場無料、出入り自由というルーズなイベント。
スタジオイワトも入口わかりづらく、何も目印のないサッシの扉で、不思議なアジト感満載だった。
まずは、新刊にサインをしてもらう。
ついでにおやじがきにも。
どちらも他に転用がきかなそうなハンコウを押してくれる。
この日のイベント特典で絵葉書を1枚プレゼント。
隣のテーブルには手塩にかけて内澤さんが育てた3頭のうちの1頭の骨が展示されてた。
展示してある写真やイラストをざっと見てたけど、ここが一番人がたまってる。
よくよく見れば、新刊の本の挿絵と一緒だから途中で離脱。
次いで、飲食ブースで豚汁と焼酎を1杯づついただき、内澤さんの挨拶を聞く。
不思議アジト内でみんなで群れながら立って豚汁をすする姿が、なぜか年の瀬感を想起させる。
しゃべるの苦手な内澤さん、さくっと挨拶は短め。
豚肉販売コーナーもちょびっと覗いてみる。
三元豚とダイヤモンドポークの販売。
ダイヤモンドポークってなんだ?ってなるわけだが、
一言で言うと、千葉県で育てる中ヨークシャー種純粋種のブランド豚。
一般の肉豚がランドレース種、大ヨークシャー種等を使った交雑で生産されているのに対し、中ヨークシャー種の純粋種で生産されている。そして、1頭ごとに社団法人日本養豚協会が発行する「純粋種肉豚証明書(血統書)」が付けられて販売される。
中ヨークシャー種は発育が遅く、子豚の数が少ない。更には病気に弱い。
けど、脂が厚く、甘みのある締まった肉で旨い。
昭和30年代は全国に出荷された千葉県ヨークだが、他の産業の流れと同様、高度成長の頃に一気に生産効率の高い大型豚にとってかわられた。
今や、千葉でも7軒の養豚農家だけがダイヤモンドポークを名乗って生産してる。
価格は普通の豚肉の約3倍くらいで流通しているところ、この日は300gのロースとばら肉を1000円で販売してた。
しゃぶしゃぶ用の薄切りだったので、蒸し鍋にしよう、そうしよう。
いひひ。
内澤さんや高野さん、宮田さんなどのエンタメノンフを名乗ってる作家さんたちのイベントはいつも緩い感じで笑えるし、楽しい。
内澤さんの新刊イベント、次は情熱大陸で一躍有名になった「サバイバル登山家」の服部文祥とのトークイベントだとか。その名も「狩り食い x 飼い食い」。
以前この二人に高野さんを交えた鼎談で二人が大暴走して、高野さんが必死に制御しようとしてたけど、今回は暴走の二人でやって大丈夫なのか?
ただ、残念ながら3/31のこの時間は三浦半島で泳いでる可能性が高いので行けないのだが。。。
水道橋の狭いスタジオイワトで入場無料、出入り自由というルーズなイベント。
スタジオイワトも入口わかりづらく、何も目印のないサッシの扉で、不思議なアジト感満載だった。
まずは、新刊にサインをしてもらう。
ついでにおやじがきにも。
どちらも他に転用がきかなそうなハンコウを押してくれる。
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展示してある写真やイラストをざっと見てたけど、ここが一番人がたまってる。
よくよく見れば、新刊の本の挿絵と一緒だから途中で離脱。
次いで、飲食ブースで豚汁と焼酎を1杯づついただき、内澤さんの挨拶を聞く。
不思議アジト内でみんなで群れながら立って豚汁をすする姿が、なぜか年の瀬感を想起させる。
しゃべるの苦手な内澤さん、さくっと挨拶は短め。
豚肉販売コーナーもちょびっと覗いてみる。
三元豚とダイヤモンドポークの販売。
ダイヤモンドポークってなんだ?ってなるわけだが、
一言で言うと、千葉県で育てる中ヨークシャー種純粋種のブランド豚。
一般の肉豚がランドレース種、大ヨークシャー種等を使った交雑で生産されているのに対し、中ヨークシャー種の純粋種で生産されている。そして、1頭ごとに社団法人日本養豚協会が発行する「純粋種肉豚証明書(血統書)」が付けられて販売される。
中ヨークシャー種は発育が遅く、子豚の数が少ない。更には病気に弱い。
けど、脂が厚く、甘みのある締まった肉で旨い。
昭和30年代は全国に出荷された千葉県ヨークだが、他の産業の流れと同様、高度成長の頃に一気に生産効率の高い大型豚にとってかわられた。
今や、千葉でも7軒の養豚農家だけがダイヤモンドポークを名乗って生産してる。
価格は普通の豚肉の約3倍くらいで流通しているところ、この日は300gのロースとばら肉を1000円で販売してた。
しゃぶしゃぶ用の薄切りだったので、蒸し鍋にしよう、そうしよう。
いひひ。
内澤さんや高野さん、宮田さんなどのエンタメノンフを名乗ってる作家さんたちのイベントはいつも緩い感じで笑えるし、楽しい。
内澤さんの新刊イベント、次は情熱大陸で一躍有名になった「サバイバル登山家」の服部文祥とのトークイベントだとか。その名も「狩り食い x 飼い食い」。
以前この二人に高野さんを交えた鼎談で二人が大暴走して、高野さんが必死に制御しようとしてたけど、今回は暴走の二人でやって大丈夫なのか?
ただ、残念ながら3/31のこの時間は三浦半島で泳いでる可能性が高いので行けないのだが。。。
2012年1月3日火曜日
新年一冊め読了
「ドイツで『ダ・ヴィンチ・コード』からベストセラー第一位の座を奪った脅威の小説遂に日本上陸」なんて、宣伝文句を見てずいぶん前に買った。
上中下巻で1500ページくらいの大作に買ったは良い物の積読。
昨年末遂に手に取り、今、読み終わった。
売り上げで比較してんだから間違いじゃないけど、宣伝文句には違和感。
だって、いまさらながらの聖杯伝説や秘密結社のお話な『ダ・ヴィンチ・コード』に対して本作は最先端の地球科学や生物学をモチーフにしてスケールが違う。
上中までは文句なしに面白いのに、下巻になって急に人間臭く下衆になったのが残念。
『人間が知性を認識できる範囲には限度がある。自身の行動の枠組みの中でしか認識できないのだ。枠組みの外、すなわち微生物の中に存在する知性は見逃してしまう。同様に人間の目には、より高度な知性、非常に優れた精神はカオスにしか映らない。その複雑な意義を理解できないからだ。そのような知性体が下す決定も、人間には理解できない。なぜなら、彼らが基礎とするパラメータは、人間の処理能力を遥かに超えているからだ。(中略)結局、私たちの目に神はカオスと映る。それゆえ、神は地元のサッカークラブを勝利に導くことも、戦争を防ぐこともできないのだ。』
ま、そうだよね。と、階下の初詣客を眺めながら思う。
神は人間の願いなんて聞いてくれない。
ましてや、俗物の象徴みたいな賽銭の額なんてねえ。
上中下巻で1500ページくらいの大作に買ったは良い物の積読。
昨年末遂に手に取り、今、読み終わった。
売り上げで比較してんだから間違いじゃないけど、宣伝文句には違和感。
だって、いまさらながらの聖杯伝説や秘密結社のお話な『ダ・ヴィンチ・コード』に対して本作は最先端の地球科学や生物学をモチーフにしてスケールが違う。
上中までは文句なしに面白いのに、下巻になって急に人間臭く下衆になったのが残念。
『人間が知性を認識できる範囲には限度がある。自身の行動の枠組みの中でしか認識できないのだ。枠組みの外、すなわち微生物の中に存在する知性は見逃してしまう。同様に人間の目には、より高度な知性、非常に優れた精神はカオスにしか映らない。その複雑な意義を理解できないからだ。そのような知性体が下す決定も、人間には理解できない。なぜなら、彼らが基礎とするパラメータは、人間の処理能力を遥かに超えているからだ。(中略)結局、私たちの目に神はカオスと映る。それゆえ、神は地元のサッカークラブを勝利に導くことも、戦争を防ぐこともできないのだ。』
ま、そうだよね。と、階下の初詣客を眺めながら思う。
神は人間の願いなんて聞いてくれない。
ましてや、俗物の象徴みたいな賽銭の額なんてねえ。
2011年7月31日日曜日
人生設計に思いを馳せる
黒木亮の「リスクは金なり」を読んでいる。
この作者、本名は金山雅之。
早稲田の競走部で箱根を2度走ったランナーである。
瀬古から襷を受取り、首位のままつないだりした様子が「冬の喝采」に描かれている。
冬の喝采で著者の作品を読むようになったわけだが、元々はバリバリの国際金融マンで、経済小説で有名な人だ。
処女作の「トップレフト」は読んでる最中から強烈な印象が残った良書。
元々、早稲田出身者に対しては非常に食いつく私だが中でも人生観などにとても共感する人だ。
年代は少し違うけど、ラグビーの宿沢さんと同じ雰囲気を持ってる人だと勝手に思ってる。
いわゆる憧れる人だ(共通点は国際金融マンだが、そういう世界にあこがれているわけではない)。
物書きになりたいという漠とした昔からの思いを温めながら、実業としては、国際金融マンとして成功と言って良い道を歩む。
その中から、自分独自のウリを見つけ出し、元から持っていた物書きになるという思いを実現。
そして専業になる。
自分の人生を考える上で、モデルケースとしては素晴らしい。
今、自分はこの人の歩んだモデルケースのどのあたりまで歩を進めているのだろうか?
没頭して、物語の中に入り込んで展開を楽しむ読書も好きだが、こうして自分の今まで、これからを構築するPlanningのために読む、参考になる人のエッセイ読みもこのところ楽しい。
能ある人のエッセイばかり読んでも真似できないし、真似しようとも思っていないが、それ以外の市井の人の独立した人生の歩みも参考にしつつ、その中間を行って独自性が出せたらいいなあ、と都合の良いことを今漠然と考えている。
こんなことを思うのも、人生のチェックポイントをまた最近通過したから。
これ、勝手に自分で設定したものだが、だいたい5年周期でチェックポイントを持つことにしている。
会社に入って5年目、会社を辞めて新潟で自給自足に入ることを目論み、失敗した。
今年10年目、その夢は衰えておらず、準備は続けている。
が、今じゃないと判断して環境を変えるために社内で動くことにした。
これ、向こう5年は会社勤めすることを決意したわけだ。
次の判断は5年後。
40代にさしかかる。
孔子は「四十而不惑」と言ったが、孔子みたいなすごい人がそうだったというだけだ。
僕なんかよりずっと能力の高い黒木氏でさえ、物書き1本に絞ったのは46歳だ。
黒木氏が言うには「あの松本清張でさえデビューは41歳だ」
なんだかんだネタになりそうなことをいっぱいやってきたつもりだが、人に話すときにこれだ、というものをまだ持ってないなと自分で思う。
それが次のあるいはその次のチェックポイントまでに見つかるかは不明だが、もがき続けることは
継続する。
そんなわけで、このblogをお読みの方々に於かれましても、これまで通り温かく見守ると同時に巻き込まれていっていただければこれ幸いでございます。
手始めに、この三浦半島の活断層で大騒ぎの折、神奈川の海から徒歩圏の地に移り住むことを計画中です。
この作者、本名は金山雅之。
早稲田の競走部で箱根を2度走ったランナーである。
瀬古から襷を受取り、首位のままつないだりした様子が「冬の喝采」に描かれている。
冬の喝采で著者の作品を読むようになったわけだが、元々はバリバリの国際金融マンで、経済小説で有名な人だ。
処女作の「トップレフト」は読んでる最中から強烈な印象が残った良書。
元々、早稲田出身者に対しては非常に食いつく私だが中でも人生観などにとても共感する人だ。
年代は少し違うけど、ラグビーの宿沢さんと同じ雰囲気を持ってる人だと勝手に思ってる。
いわゆる憧れる人だ(共通点は国際金融マンだが、そういう世界にあこがれているわけではない)。
物書きになりたいという漠とした昔からの思いを温めながら、実業としては、国際金融マンとして成功と言って良い道を歩む。
その中から、自分独自のウリを見つけ出し、元から持っていた物書きになるという思いを実現。
そして専業になる。
自分の人生を考える上で、モデルケースとしては素晴らしい。
今、自分はこの人の歩んだモデルケースのどのあたりまで歩を進めているのだろうか?
没頭して、物語の中に入り込んで展開を楽しむ読書も好きだが、こうして自分の今まで、これからを構築するPlanningのために読む、参考になる人のエッセイ読みもこのところ楽しい。
能ある人のエッセイばかり読んでも真似できないし、真似しようとも思っていないが、それ以外の市井の人の独立した人生の歩みも参考にしつつ、その中間を行って独自性が出せたらいいなあ、と都合の良いことを今漠然と考えている。
こんなことを思うのも、人生のチェックポイントをまた最近通過したから。
これ、勝手に自分で設定したものだが、だいたい5年周期でチェックポイントを持つことにしている。
会社に入って5年目、会社を辞めて新潟で自給自足に入ることを目論み、失敗した。
今年10年目、その夢は衰えておらず、準備は続けている。
が、今じゃないと判断して環境を変えるために社内で動くことにした。
これ、向こう5年は会社勤めすることを決意したわけだ。
次の判断は5年後。
40代にさしかかる。
孔子は「四十而不惑」と言ったが、孔子みたいなすごい人がそうだったというだけだ。
僕なんかよりずっと能力の高い黒木氏でさえ、物書き1本に絞ったのは46歳だ。
黒木氏が言うには「あの松本清張でさえデビューは41歳だ」
なんだかんだネタになりそうなことをいっぱいやってきたつもりだが、人に話すときにこれだ、というものをまだ持ってないなと自分で思う。
それが次のあるいはその次のチェックポイントまでに見つかるかは不明だが、もがき続けることは
継続する。
そんなわけで、このblogをお読みの方々に於かれましても、これまで通り温かく見守ると同時に巻き込まれていっていただければこれ幸いでございます。
手始めに、この三浦半島の活断層で大騒ぎの折、神奈川の海から徒歩圏の地に移り住むことを計画中です。
2011年7月17日日曜日
責任を取るということ
先日読んだ、中村安希の『Beフラット』にこんな件があった。
スーダンの元国連職員が「日本は戦争責任をとっている」と言ったという。
それは
「敗戦後から今日まで、日本は戦争をしていない。
それは、日本が、60年以上の時間をかけて過去を反省し、責任を取り続けてきた証拠だ。
その60年間に一体どれだけの国が紛争に手を染め、今なおその行為を繰り返していることか。
責任とは、謝罪して金を払うことではない。
同じ犯罪を繰り返さない。
その姿勢を示し続けることだ」
と。
アジアを旅すると著者と同様、日本軍による侵攻のあった地域では五体満足でない老人が日本人を恨めしそうに見る場面や明らかに不遇なサービスを受けることがある。
そんな時に向こうから論戦を挑まれれば私が答えるものとこれ同じ。
憲法9条が大きいとは思うけど、日本人には世界的に見て稀有なこんなことができるのだ。
さて、昨今の原発問題。
日本人にできるはずのこれが、企業の上に立つ人、国の上に立つ人にできない。
それは、現代の日本人に出来なくなってきていることを意味するのか、
営利、利権が絡むとできなくなるのか。。
まあ、いろんな会社で問題が起きると判で押したような対応を見せられてることから、後者なのだと思いたい。。。
が、今の食品の消費者の様子を見てると前者なのかな、とも思っちまう。
声高に「消費者の権利」なるものを振りかざす人がいっぱい居るけど、なんじゃそりゃ、って正直思う。
自分で食べるもんの生産を他人に押し付けてる分際で、って思ったりする。
文句あんなら自分で作りゃ良い。
フルタイムで働いたって、米、少々の野菜は作れることは私実証出来てますから。
既に生産の過程を他者に預けた所で人はリスクを負っていると思う。
そのリスクを最小限にすることだって、どこから入手するかでできるんだ。
それなのに、中間業者が何段もかんでトレースすることが不能なスーパーで安いのんを自分で選んでる。
それで、消費者の知る権利なんて言われてもなんだかね。
自分で負ったリスクくらい他人にどうこう言わず、ただ、自分で責任を取るべきだと思うのだ。
スーダンの元国連職員が「日本は戦争責任をとっている」と言ったという。
それは
「敗戦後から今日まで、日本は戦争をしていない。
それは、日本が、60年以上の時間をかけて過去を反省し、責任を取り続けてきた証拠だ。
その60年間に一体どれだけの国が紛争に手を染め、今なおその行為を繰り返していることか。
責任とは、謝罪して金を払うことではない。
同じ犯罪を繰り返さない。
その姿勢を示し続けることだ」
と。
アジアを旅すると著者と同様、日本軍による侵攻のあった地域では五体満足でない老人が日本人を恨めしそうに見る場面や明らかに不遇なサービスを受けることがある。
そんな時に向こうから論戦を挑まれれば私が答えるものとこれ同じ。
憲法9条が大きいとは思うけど、日本人には世界的に見て稀有なこんなことができるのだ。
さて、昨今の原発問題。
日本人にできるはずのこれが、企業の上に立つ人、国の上に立つ人にできない。
それは、現代の日本人に出来なくなってきていることを意味するのか、
営利、利権が絡むとできなくなるのか。。
まあ、いろんな会社で問題が起きると判で押したような対応を見せられてることから、後者なのだと思いたい。。。
が、今の食品の消費者の様子を見てると前者なのかな、とも思っちまう。
声高に「消費者の権利」なるものを振りかざす人がいっぱい居るけど、なんじゃそりゃ、って正直思う。
自分で食べるもんの生産を他人に押し付けてる分際で、って思ったりする。
文句あんなら自分で作りゃ良い。
フルタイムで働いたって、米、少々の野菜は作れることは私実証出来てますから。
既に生産の過程を他者に預けた所で人はリスクを負っていると思う。
そのリスクを最小限にすることだって、どこから入手するかでできるんだ。
それなのに、中間業者が何段もかんでトレースすることが不能なスーパーで安いのんを自分で選んでる。
それで、消費者の知る権利なんて言われてもなんだかね。
自分で負ったリスクくらい他人にどうこう言わず、ただ、自分で責任を取るべきだと思うのだ。
2010年7月25日日曜日
反省の書
2010年6月21日月曜日
今年も半分 その1
というわけで、上期を総括。
読んだ本Best5
・火車(宮部みゆき)
・六月六日生まれの天使(愛川晶)
・風に舞い上がるビニールシート(森絵都)
・ボトルネック(米澤穂信)
・放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法(高野秀行)
全般的にちょっと前の良質な本を文庫で読む、が多かった。
その他、新しい本でまずまずは、
・インパラの朝
・エデン
・湘南の風に吹かれて豚を売る
あたりか。。。
読んだ本Best5
・火車(宮部みゆき)
・六月六日生まれの天使(愛川晶)
・風に舞い上がるビニールシート(森絵都)
・ボトルネック(米澤穂信)
・放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法(高野秀行)
全般的にちょっと前の良質な本を文庫で読む、が多かった。
その他、新しい本でまずまずは、
・インパラの朝
・エデン
・湘南の風に吹かれて豚を売る
あたりか。。。
2010年6月20日日曜日
色川武大から人生を学ぶ
色川武大って誰?ですかね、普通。
雀聖阿佐田哲也と言えば、わかる方々も多いでしょうか。
さて、私、ギャンブルの街名古屋に生まれまして、
中でも、名古屋競馬場まで自転車で10分少々という好立地なのでした。
そんなわけで、パチンコ、競輪、競馬を嗜みました。
勝負事の世界で身を持って学んだ人生論を語る内容なわけですが、
非常に共感が持てるわけです。
勝負事の空気感、
やはり幼少の頃の環境って奴は人格を形成するのだなあ、
と思ったのでありました。
雀聖阿佐田哲也と言えば、わかる方々も多いでしょうか。
さて、私、ギャンブルの街名古屋に生まれまして、
中でも、名古屋競馬場まで自転車で10分少々という好立地なのでした。
そんなわけで、パチンコ、競輪、競馬を嗜みました。
勝負事の世界で身を持って学んだ人生論を語る内容なわけですが、
非常に共感が持てるわけです。
勝負事の空気感、
やはり幼少の頃の環境って奴は人格を形成するのだなあ、
と思ったのでありました。
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