私は保守的な人間である。
あまりラジカルな思想は持たず、
変化をあまり好まず、
ぬるま湯につかっていたい。
これ、多分自分が生まれた保守的な名古屋の地域性
にも因るところが大きいと思う。
だから、黙って過ごしていると、
”知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいて”
暮らしてしまうわけだ。
それではいかんと、意図的に月に4-5個は新しいこと/もの
をするよう心掛けている。
先月は、
藤沢周辺の銭湯を開拓し、
onEdropCAFEの日本酒ナイトに初参戦
そこに来ていた人のご飯会に鹿肉持って参戦
大磯みかん畑下見など。
そして今月の一つ目は、
雅楽鑑賞。
ゲル友で、笙を習っている音無君にチケットを取ってもらい、浅草公会堂にて「宮中雅楽の夕べ」を聴いてきた。
このイベント、4年に1回の開催という雅楽トップの宮内庁式部職楽部によるもの。
初めてちゃんと聴くのがこれで良いのか?
もう他の演奏聴けなくなるのでは?
という感じである。
午前中に海でいつも通り泳いでからだったので、雅楽、寝てしまうのでは?とかなり不安な中、終わってみれば、全然眠くならなかった。
多分今まで結婚式とかで眠くなった演奏とは素人でも明らかに違いがわかるほどなんだな。
さすが重要無形文化財。
音は完璧。
立春後ですが、全て冬の盤渉調でした。
これは鑑賞後解説してもらったところによると、朗詠があったので二の句の人が音が高すぎて苦しまないように、低めの盤渉調にしたのだろうとのこと。
ここで出てくる二の句、「二の句を継げない」の語源はここから来ているそうです。
薀蓄ついでに、雅楽が語源の言葉ってすごいあるみたい。
やたら、打ち合わせ、野暮、様になる、二の舞を舞う、音頭をとる、、などなど。
また、太陽を意味する左方の三つ巴の太鼓、月を意味する右方の二つ巴の太鼓などからもわかるように雅楽は陰陽道と密接につながっている。
陰陽道の思想によって、音楽に意味づけがなされて、例えば雨乞いの儀式や、帝に災いが降りかかったときの御祓いとして、雅楽は演奏されていたそうな。
今年の夏、水不足になったら田んぼで雨乞い雅楽の会を企んでしまおうかと思ったりなんかした二月最初の週末でありました。
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